自治体では女性のために生理用品を備蓄してくれている場合があります。
しかし、これはあくまで応急的なものであり、様々な生理用ナプキンがあるなかで肌触りや好みの形状、状態などに対応してくれるものでありません。サニタリーショーツも含めて個人で相当量を揃えるべきです。
また、生理中のかぶれやかゆみを避けるために、ペットボトルのキャップに6か所程度キリで穴をあけたものを、支給されたペットボトルにつければ、ビデとして洗浄することができます。
被災地では1週間程度お風呂に入れないこともあるので、ウェットタオルや水のいらないシャンプーを用意しておくと汚れや臭いに対するストレスを軽減できます。替えの下着がないときに、おりものシートや抗菌スプレーを下着に吹き付けて難をしのいだ女性もいました。
他にも乾燥などで肌荒れになることから、基礎化粧品、ハンドクリーム、リップクリームを求める声が多くありました。素顔を隠したいとき、また保湿のためにマスクは重宝します。避難所では、毎日洗髪できないので髪型を隠すため、炊き出しの調理中の頭髪落下防止のためにシャワーキャップを被る人も多くいました。
非常食の栄養の偏りから女性は便秘や体調不良に悩まされがちです。粉末の野菜スープや缶ジュース、野菜チップスなど繊維質やビタミン類を含んだ食材を自宅に多めにストックしておくと良いでしょう。
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